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大阪大学歯学部同窓会での講演

大阪大学歯学部同窓会での講演

 昨日、母校である大阪大学歯学部同窓会主催の学術講演会で1日講演をしてきました。
コロナの影響で開催が危ぶまれていましたが、会場での参加者を少なくし、それ以外の方はオンライン配信するいわゆるハイブリッド開催で行われました。講演は、私の盟友である東京の丸尾勝一郎先生と分担し、デジタルテクノロジーと歯科臨床についてお話をさせていただきました。
 近年、社会におけるデジタル化の波は著しく、私達の生活はどんどん効率的に、便利になってきました。また、2年近くに及ぶコロナ禍によってテレワークなどのオンラインコミュニケーションが一般的になり、一層拍車がかかっているように思われます。歯科の分野においてもデジタル化は時代の潮流となっています。いまでは多くの医院で画像診断がフィルムからデジタル画像へと転換していますし、あの気持ちの悪い型取りが口腔内スキャナーに置き換り、被せものを作る工程が手作業からCAD/CAM技術に移り変わっています。歯科医療におけるデジタル化はクリニックの効率化だけでなく患者様がより快適に良質な治療を受けていただくために不可欠なものになってきています。当クリニックでは10年前から口腔内スキャナーを導入するなど、早くからデジタル化を進めており移転開業によってまれに見るデジタル化されたクリニックとなりました。
 本講演では歯科におけるデジタル化の重要性と診療用デジタル機器の使用方法などについて解説し、より良い歯科医療を提供していただけるようお願い申し上げました。

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