医者の不養生とはこのことか?!

医者の不養生とはどういう意味?

意味:人に養生を勧める医者が、自分は健康に注意しないこと。 正しいとわかっていながら自分では実行しないことのたとえ。

まさにこれ!!!!!
歯のプロである歯医者ですら、歯磨きを怠ってしまったり、ときには病に負けてしまうこともあるのです。

歯周病に負けました

実は先日、当院の院長が自身の歯を抜きました😫
原因は歯周病です!!!
色々な要因はあったのでしょうけど、歯のプロで最も歯のことに詳しい院長ですら、歯周病菌に感染し、歯を失うことになりました。
痛みが出た頃には時すでに遅し、、、、すでに歯を支える骨が溶けてなくなっていました。
院長はもちろん歯医者ですから、歯を磨くことの重要性や、喫煙が歯周病を悪化させることなど
患者様よりもさらによく理解して、予防に努めてはいたのですが、
やっぱり、医者も人間ですから、疲れて歯を磨かず寝てしまったり、なかなか禁煙ができなかったりと
歯周病を誘発することがあったのです。

そろそろこの歯はもうダメか?!と自分でわかってはいたものの、やっぱり歯を抜くことは誰しもが嫌なことでしょう。
そして院長は痛いのが嫌い😅
ですが歯はグラグラし、歯肉の痛みは限界、レントゲンで明らかな骨吸収。
決心しました。
当院の勤務医にすぽん!!と抜いてもらいました🦷

院長は痛みのわかる歯医者です

ということがあり、当院の院長は誰よりも歯周病のつらさや、歯を抜を抜かざるを得なくなった人の気持ちをとても理解しています。
また痛みに苦手な院長だからこそ、痛みが少ない麻酔にこだわり、抜いた後も天然歯と変わらない口腔環境に近づけることができるインプラント治療をすすめるのでしょう。
院長自身も今後インプラントを入れていく予定。
歯に違和感はあるけど、歯医者嫌いだし、行くの面倒だし、治療に時間かかるし、と歯科受診をためらっている方。ためらっている間にどんどん歯は悪くなり、残せる歯がどんどん減っていきます。
痛みのわかる院長がいる当院で、歯の相談をしてみませんか?

最大限できる限りの治療はします

もちろん歯周病は突然悪くなるわけではありません。
初めは歯肉炎から始まり、なんだか歯ぐきが腫れぼったいな。歯磨きをしたら、血が出るな。など
痛みはなく徐々に徐々に悪くなります。
よっぽど進行するまで痛みがないので気が付かないことが多々あります。
早めに気づいて、処置すれば食い止めることができます。
歯周病菌を増やさないようにするには、やっぱりご自身での歯磨き、歯間ブラシ、フロスがとても重要です。
毎日歯科医院で歯を除菌するわけにはいきません。それができればいいのですが、それも難しい話です。
ということは、やはりご自分の歯はご自分で守るということが一番なのです!
早期発見早期治療、そしてご自分でのセルフケアが歯周病に打ち勝つ方法です!
早期発見早期治療には定期的な歯科受診が必須です。
歯周病は全身疾患に大きな関わりをもつ重大な感染症です。
口の中で菌が増殖し、歯周ポケットの炎症から菌が歯肉の血管に入り込み全身に巡っている血液を通して様々な病気を引き起こしたり悪化させたりします。
そうならないように、当院では定期的な受診を推奨し、歯を除菌し、ご自宅での無理のない習慣にできるブラッシングをアドバイスしております。

山羽歯科医院100年続く歯科医院

地域の皆様に愛される歯科医院をめざして当院、現院長で3代目になります。
今年の12月で設立100周年です
なかなか100年続く歯科医院はないですよね。

ということで、枚方市民には有名なひらかたつーしんさん
通称「ひらつー」に取材に来ていただきました!!!

↓↓ぜひ見てみてください!ひらつーURLはこちら↓↓
https://www.hira2.jp/ad/yamabadentalclinic-20240404.html

院長がインタビュー受け、熱く語っています。
当院の診療方針を理解してご来院くださる患者様が増えるといいな

歯科医院選びは難しい
今やコンビニよりも多くある歯科医院から自分にあった歯医者さんを探すのは難しいですよね。

家から近いからと理由で歯科医院を選ばれる方は大変多いと思います。
ですが、歯科医院はそこの院長によって診療方針が大きく異なります。

当たり前のことですが、歯は口の中に全部あります。
たとえ一つの病気であっても、お口全体に影響を及ぼす可能性が高いです。
そして、歯の病気は体全身に影響があるということもわかっています。
例えば、歯周病菌は糖尿病のリスクや、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの病気に大変関わりが深いです。
当院は、口腔内全体的にチェックをし、将来を見据えた治療計画を提案します。
https://www.hira2.jp/ad/yamabadentalclinic-20240404.html#co-index-4

20代〜40代の方はそんなにお口の悩みはないかもしれません。
今は噛めるし、見た目では問題ないかもしれません。
30年後はどうですか?ご自分の歯で噛めてますか?
自分ではなかなか予測できないですよね。
お口全体の検査をしっかりしましょう。
もしかしたら、歯を支えている骨が溶けてるかもしれませんよ!
今予防歯科をしていると、将来歯を残せる可能性が高くなります。

4月4日は歯周病デー
歯周病デーだそうです(知らなかった)
歯周病はサイレントキラーとも呼ばれ、痛みなく忍び寄ってきます。
そして感染症ですのでうつります。しっかりお口のケアをしましょう。

歯科衛生士専門学校の実習生が来ています

とうかえでの道デンタルクリニックは実習生受け入れ医院です。
毎年数名の実習生を受け入れしているのですが、今年も本日より12月4日まで2名の実習生を受け入れしてます。二人とも枚方市在住ということで、地元民!!なんだかうれしい。
先日簡単にオリエンテーションをしたのですが、二人ともとっても緊張している様子。とても初々しく頑張れ!!と応援したい気持ちになりました。

歯科衛生士とても良いお仕事ですよね。
歯科医師とともに治療をサポートし、“お口の健康”を守る医療専門職。
当院では歯科衛生士が活躍し、治療の現場ではなくてはならない存在。
定期メインテナンスで口腔内の状態の変化を見逃さないようにしっかりチェック。
都度担当歯科医師に報告。治療が必要かどうかの指示を仰ぎ患者様にとって最善のアドバイスをできるように心がけています。

歯周病治療

また当院では歯周病治療にも力を入れており、患者様がまだ自覚されていないような初期の歯周病も治療の必要性を説明し放置するとどうなるのか、未来を一緒に想像してもらい、歯周病が恐ろしい感染症だということを理解してもらい歯周病治療をしています。

自覚症状が無いにもかかわらず、歯周病だと言われ、治療を勧められ、定期的に歯周治療で歯石を取られ、場合によっては出血を伴い、痛い思いをしながら歯科医院に通うということは患者様にとってはとても苦痛です。
その患者様をどうやって、モチベーションを上げ、歯周病治療の必要性を実感してもらい、継続して歯周治療に通っていただくのかは、担当の歯科衛生士にかかっています。
もちろんどうしても忙しくて通っていただけない方もいます。
歯周治療が必要なことはわかっていても痛みが苦手で通院が遠のいてしまう方もいます。
ですが、歯科衛生士の「あなたの歯をどうしても治したい。これ以上歯周病を進行させたくない!!」という熱意が伝わっていれば、きっと症状が出てきてしまったときに、「あぁ、あの衛生士さんの言うことが正しかった。ちゃんと歯周病の治療をしておけばよかった」と、そのときぐっと担当衛生士の信頼があがることでしょう。
歯科医師は忙しそうでなかなか話しかけられない。相談しにくいとお思いの方も当院では歯科衛生士の予約は比較的ゆっくり時間を確保してますので、何でもご相談いただければと思います。
また実習生にはそういった活躍している当院の歯科衛生士をみてもらい、将来の自分の姿を想像してもえらえたらなと思いますので、患者様の治療中などに実習生が横で歯科衛生士やドクターの動きを見させていただく場合がございます。ご容赦いただければ幸いです。

フロス オア ダイ!(Floss or Die)

直訳すると「フロスをしますか、それとも死にますか」
コレはアメリカの歯周病学会のスローガンで使われた言葉です
ゾッとする言葉ですよね。

実際フロスや歯間ブラシといった歯間清掃用具を使用すると死亡リスクが下がると認められています。
それほど歯周病が全身疾患に関係し、歯周病の原因のプラークを取り除くことがとても大事だということがわかります。
ですので枚方市では35歳以上の方は歯周病検診という制度がありますよね。ご自身が歯周病のリスクがあるのかどうか、もし歯周病と診断されたらどういうケアが必要かということをしっかりアドバイスしてもらってください
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000001990.html

そして、歯周病のセルフケアとして「欧米人の間では常識なのに、日本人はほとんどやっていない」というのがデンタルフロスによるケア
歯科疾患実態調査では、歯間部清掃を行なっている人は30%でした。
欧米では職場にフロスが置いてあるのが当たり前だそうです。職場?!日本では当たり前ではないかも。
ということでぜひ健康に長生きするためにも一度フロスを試してみてください。

特におすすめなのが『fluorfloss フロアフロス』
こちらは『ジンジバル プラークコントロール 専用』とケースに書いてある通り
ジンジバル=歯ぐきの プラーク専用!!です。
歯周ポケットの中1〜2㎜に付着したプラークを落とすために作られた歯ぐきケア商品。
ジンジバル専用ですので歯周ポケットにフロスをいれても痛くなりにくい仕様。

フロスを使用することで、歯の健康を保つだけでなく、口臭の予防や美しい笑顔を保つこともできます。
ぜひセルフケアに取り入れて健康をてに入れましょう。

またフロアフロスは、繊維の国イタリア、ミラノ産で繊維のプロが作る高品質製品。
細かな繊維を384本も束ねて作られています。

水分や唾液を含むとフワッと広がり汚れをごっそり絡めとります。
指巻き型ですので、歯間に通すたび巻き取ってまた新しいところを歯間に入れる、とても清潔ですね
またパッケージもおしゃれ。歯が命な技能人の愛用者も多いそうですよ!!

フロアフロス(小)660円税込45m
フロアフロス(大)2500円税込250m

学校健診と歯科医院での検査は違う?

大きな違いは目的が違います
学校健診はふるいわけです。

学校健診で異常なし?!

学校健診はふるいわけによって、目で見てわかる範囲の問題を見つけ出し、歯科医院の受診をすすめたり保健指導に役立てます

学校健診で『異常なし』と言われて安心している親御さんもいらっしゃることでしょう。
ですが学校での設備には限界があるため歯と歯の間の小さなむし歯まで全て確認することは難しいです。
夏休み中に歯科医院の受診をおすすめします。

歯科医院は見えないところにあるむし歯や、次に生えてくる永久歯があるかどうかなどもレントゲンで精密に検査することもできます
学校で『異常なし』でも歯科医院ではむし歯がみつかることもあるのです

予防歯科

いままでの歯科医院のイメージは、痛くなったら行くところ、むし歯治療をするところといったイメージがあるかと思いますが、これからは『予防歯科』です。

むし歯など治療が必要になる前に通っていただき予防をすることが大切です。

前回お話をしたプチ歯科ドック唾液検査も予防歯科のひとつです。
今の状態をしっかり知っていただき、より良い口腔環境にできるようアドバイスいたします

仕上げ磨き

また忙しい親御さんはお子様の仕上げ磨きまでできないことが多々ありませんか?本当はしないといけないです。時間がなくても。。。
私も歯医者さんに、小学校低学年までは仕上げ磨きしてあげてください。といわれましたが、正直そんな時間どこにもない!!とできませんでした。
しかし、子供を定期健診に連れて行き、褒めてもらいながら歯磨き指導をしてもらったら機嫌良く歯磨きをし、なんとしっかり歯磨き上手な子になりました。

最近はお口のむし歯菌ばいばい!!と洗口液もしてくれます
ぜひ『歯磨きのプロ』『お口の専門家』を頼ってください

ですが毎日歯科受診するわけにはいきませんので、毎日の歯磨き上手さんになってもらい
夏休み冬休みは歯科健診という習慣をつけませんか?

歯磨きでは不十分?!

日本人の洗口液使用率は?

突然ですが洗口液を使用していますか?
予防歯科先進国の欧米では洗口液使用率が60%〜70%ほとんどの人がセルフケアの習慣として定着しているそう。
日本人の洗口液使用率は30%ほど。70%の人は使用していないそうです。
では洗口液を使用する必要はあるのでしょうか。
口腔内の表面積のうち、歯ブラシで清掃可能な面積は25%程度。あとの75%の面積を占める粘膜などは汚れたままに‥
その75%をケアする方法が洗口液!!!

先日アース製薬さんに洗口液のセミナーを開催していただき、洗口液の必要性をよくよく理解し、さらにおすすめするならしっかりと効果のあるものがいいということで、歯科専売のハビットプロを当院でお取り扱いすることにしました。
早速スタッフの大半が「私もほしい!!」「私も買って帰る!!」とお気に入りの様子。

市販のものと比べ殺菌効果が高く、歯ぐきの腫れを抑え、歯肉炎による出血を防ぐ、安心安全国内製造の洗口液!!ノンアルコールでピリピリせずどなたでも使用していただけます。
当院の患者様全てに知っていただきたく、そして洗口液を習慣にしていただきたく、今当院では洗口液おすすめ月間としています。
ぜひ洗口液を毎日の習慣にし、より効果的なお口のケアをしましょう

非常勤講師の仕事

大阪大学での特別講義

院長の山羽です。今日は午後から休みを頂いて、母校の大阪大学歯学部で講義をしてきました。
昨年非常勤講師を拝命し、最初の講義となります。所属する第2補綴科の教授からは、4年生の学生さんに対し、当医院が得意とするデジタル技術を用いた最先端歯科治療についての講義を依頼されました。
1年ぶりに大学に行きましたが、あちこち改装され随分きれいになった印象でした。私が学んだ講義室も椅子や机などの備品がリニューアルされ、とても明るい雰囲気になっていました。
講義内容として、私のデジタル歯科への取り組みの歴史についてお話し、現在行っているデジタル技術を用いた口腔内スキャン(型取り)とCAD/CAMテクノロジーについて詳しく説明しました。
また、これらの技術をもちいたインプラント治療について症例をもとにご説明しました。
4年生の学生さんなので難しかったかもしれませんが、一所懸命聴いていただくことができました。歯科の未来を担う学生さんに、次回はもっと興味を持ってもらえるような講義をしたいと思います。

大阪大学歯学部HPはこちら

親知らずを早い時期に抜いた方が良い4つの理由

患者様からよくご質問をいただく親知らずについてまとめてみました。
18歳頃から生え始める永久歯で、専門的には「智歯」や「第三大臼歯」と呼んでいます。抜くのは怖いけど、歯磨きしづらいし時々痛くなる嫌われ者ですが、一生抜かずに済む人は少ないように思います。
当クリニックではこのような理由で抜歯をお勧めしております。

むし歯や歯周病の原因になります

親知らず周辺は歯磨きが難しく不潔になる事で、歯グキが腫れたりむし歯できやすく痛みの原因となります。
また親知らずと隣り合う歯にも同じような影響が出るので、隣の歯の治療(むし歯治療や神経を取る処置、最悪抜歯になるケースも?!)が必要になることもよくあります。
しかし、隣の歯との間の骨を失った場合、通常の歯周病の治療では治らない事が多く、骨を再生させる手術が必要なこともあります。
また、隣の歯がむし歯になるときはかなり下の方に生じるため、適切に治療できないことがあります。

妊娠・出産・授乳の期間に悪さをします

女性にとって大切な妊娠・出産・授乳の期間ではつわりや女性モルモンのバランスの乱れで歯磨きが難しくなり歯ぐきが腫れやすくなる時期があります。
妊娠期間は安定期であれば抜歯は可能ですが、赤ちゃんへの影響を心配してお薬を飲む事を躊躇されるお母さんもいらっしゃいます。
出産後も子育てで手一杯になってしまい、ご自身の歯磨きは疎かになってしまう方も多いでしょう。
結果的に妊娠から卒乳まで約2年間ほど抜歯がしづらい時期ができてしまいます。(実際に抜歯ができない訳ではありません)

高齢になればなるほど抜歯が難しくなります

それでは、高齢者の方はどうでしょうか。
歯茎が痩せてしまい、今までは埋まっていた親知らずが出てくる事や、年齢とともに少しずつ歯磨きが難しくなり、むし歯や歯周病が進行してしまった結果、抜歯が必要になる患者様も多いです。
しかし高齢者の方は高血圧症や糖尿病、骨粗しょう症などのお薬を飲まれてる方も多く、抜歯に伴うリスクが高くなります。
さらに、徐々に親知らずとアゴの骨が癒着してしまい、抜歯が難しくなってしまいます。

矯正治療の際には邪魔になる事があります

現代人は顎が小さくなってきているので、綺麗に歯を並べるためには歯列矯正が必要な方が増えてきています。その際に親知らずが邪魔になるため抜歯が必要と診断されるケースがあります。
親知らずを抜くと小顔になりますか?と聞かれる患者様がいらっしゃいますが、あまり期待できないと思います(笑)

抜かなくても良い場合もあります

・上下左右の親知らずが真っ直ぐ生えており、歯周病やむし歯になっていない場合は残しておいても良い方もいらっしゃいます。
・親知らずを歯牙移植に用いることもありますので、むし歯や歯周病がなく、根の形が適している場合は役に立つこともあります。

抜歯のリスク

親知らずの周辺には大切な血管や神経があり、その位置関係は個人差があるので通常のレントゲンで近接が疑われる場合はCTを撮影し3次元的に親知らずと神経や血管の位置関係を把握した上で抜歯を行います。このときに撮影するCTは健康保険が適用されます。

抜歯後の注意点

抜歯後の腫れは2日後がピークでその後徐々に改善していき、痛みは3〜7日間くらい続きますのでしっかりと痛み止めを服用していただく事が一般的です。
2-3日は少し血の味がする事がありますが、かさぶたができて徐々に落ち着いていきます。
女性で肌が白い方は一時的に青あざができてしまうことも稀にあります。
抜歯後すぐにブクブクうがいをすると、このかさぶたが取れてしまい骨が露出した状態になります。その結果ドライソケットと呼ばれる状態となり強い痛みを伴うことになるので、術後のうがいは極力避けていただきます。

まとめ

抜歯の時の麻酔も含めて、抜歯中や抜歯後に患者様ができる限り痛みを感じないように気を配りながら治療をしております。
神経を傷つける可能性が高い場合や高齢の方、また患者様がご希望の場合には近隣の総合病院へのご紹介も致しますので、遠慮なくおっしゃってください。

長持ちする治療のためのケースカンファレンス

ケースカンファレンスを行っています

今日の午前中は月一のミーティングでケースカンファレンスをしました。
ケースカンファレンスでは初診患者様がどういう理由でお越しになり、どんな状態でどういう治療をしたか、治療計画はどうなっているか、と言うことを担当医または担当衛生士から説明します。それに対して院長はじめ他のスタッフとディスカッションします。
当クリニックでは業務時間の全てを治療に充てるのではなく、患者様のことを「考える」時間を作り、患者様が痛みなく、快適に過ごせるように。それが長持ちするような治療ができるように心がけています。

大阪大学歯学部同窓会での講演

 昨日、母校である大阪大学歯学部同窓会主催の学術講演会で1日講演をしてきました。
コロナの影響で開催が危ぶまれていましたが、会場での参加者を少なくし、それ以外の方はオンライン配信するいわゆるハイブリッド開催で行われました。講演は、私の盟友である東京の丸尾勝一郎先生と分担し、デジタルテクノロジーと歯科臨床についてお話をさせていただきました。
 近年、社会におけるデジタル化の波は著しく、私達の生活はどんどん効率的に、便利になってきました。
また、2年近くに及ぶコロナ禍によってテレワークなどのオンラインコミュニケーションが一般的になり、一層拍車がかかっているように思われます。
歯科の分野においてもデジタル化は時代の潮流となっています。
いまでは多くの医院で画像診断がフィルムからデジタル画像へと転換していますし、あの気持ちの悪い型取りが口腔内スキャナーに置き換り、被せものを作る工程が手作業からCAD/CAM技術に移り変わっています。
歯科医療におけるデジタル化はクリニックの効率化だけでなく患者様がより快適に良質な治療を受けていただくために不可欠なものになってきています。
当クリニックでは10年前から口腔内スキャナーを導入するなど、早くからデジタル化を進めており移転開業によってまれに見るデジタル化されたクリニックとなりました。
 本講演では歯科におけるデジタル化の重要性と診療用デジタル機器の使用方法などについて解説し、より良い歯科医療を提供していただけるようお願い申し上げました。